今週の十句(四月第二週)
初氷溶けて時間の戻る音 富澤秀雄 氷が元の水に戻るきらめきの音 今朝の冬此の頑固なるパンの耳 一門彰子 初冬の寒さの感覚をパンの耳に捉えた 雪起し眠れぬ夜のベッド鳴る 岩本光子 雪起しは雪国の雷のこと。ベッドと呼応してい […]
初氷溶けて時間の戻る音 富澤秀雄 氷が元の水に戻るきらめきの音 今朝の冬此の頑固なるパンの耳 一門彰子 初冬の寒さの感覚をパンの耳に捉えた 雪起し眠れぬ夜のベッド鳴る 岩本光子 雪起しは雪国の雷のこと。ベッドと呼応してい […]
切株は考える椅子月の森 富澤秀雄 切株に座って瞑想する姿か 俳誌あり春あけぼのの「月の森」 一門彰子 月の森の創刊に対する思い 国道を疾風の如超えゆりかもめ 橋本昭一 ゆりかもめの素早さ 日向ぼこ言葉の森をさまよ
2022年4月1日「月の森」創刊号が、無事に発刊することが出来た。 創刊に至るまで表紙のデザイン、紙面内容など試行錯誤しながら一門副代表 橋本編集長と共に印刷会社を訪れ、意見交換を行い大筋を決めて、原稿の依頼をし 編集を