我が家からの雪景色
久しぶりに大阪に雪が降った。雪景色は、何とも言えず美しい。 だから、日本の四季の代表する「雪月花」は俳句の題材として、多く詠まれて来た。 古くは『古事記』の中で、オオクニヌシ(八千矛神)へのヌナカワヒメの返歌に 「沫雪の […]
久しぶりに大阪に雪が降った。雪景色は、何とも言えず美しい。 だから、日本の四季の代表する「雪月花」は俳句の題材として、多く詠まれて来た。 古くは『古事記』の中で、オオクニヌシ(八千矛神)へのヌナカワヒメの返歌に 「沫雪の […]
ととととと啄木鳥森の調律師 (比喩俳句・オノマトペの妙)富澤秀雄 林檎煮る美空ひばりを聴きながら (林檎との取り合わせ)一門彰子 木札みな古び駅前の菊花展 (菊の明るさの強調)橋本昭一 鉢巻を解かれ白菜深呼吸 (白菜の擬
十七周年を迎えた俳誌「繪硝子」の記念号に、光栄にも角川「俳句」に掲載された私の句を採り上げ、鑑賞文を書いて頂いた。 繪硝子は、和田順子主宰の基、有季定型を基に感動を素朴に表現する事を 主張している。 巻頭に掲載されている
謹賀新年 本年もよろしくお願いします。 夜の星星座は神のおもちゃ箱 (夜空に想いを寄せて…)富澤秀雄 水澄むや宇治に阿弥陀の広き胸 (み仏の慈悲の心の広さ)一門彰子 袋小路の車のターン浜栲咲く (行止まりにから一転視野の