今週の10句(12月第3週)
言論の自由を叫ぶ割れ柘榴(石榴の擬人化あの口は叫びの形) 富澤秀雄 野菊ほど可憐ではなし野菊摘む(何となく突き放したような感情) 一門彰子 かなかなはかなしい声と言う女(夢二の女が偲び泣くような情景) 小西清子 新米の二 […]
言論の自由を叫ぶ割れ柘榴(石榴の擬人化あの口は叫びの形) 富澤秀雄 野菊ほど可憐ではなし野菊摘む(何となく突き放したような感情) 一門彰子 かなかなはかなしい声と言う女(夢二の女が偲び泣くような情景) 小西清子 新米の二 […]
月の夜をもそもそ話すだんご虫(だんご虫に変身したかのように…) 富澤秀雄 いわし雲胸の波止場へとどく文(長い間逢えず待ち焦がれる文…) 一門彰子 ソーダ水多少のほらを吹きながら(ソーダ―水の泡は、ほら話のよう消えて) 西