今週の10句(12月第3週)
金平糖噛めば銀河の音のして(金平糖を噛む音は銀河の瞬きに似ているような) 富澤秀雄 片言の俳句と言えど林檎真っ赤(俳句は十七音故のもどかしさを林檎の赤に喩) 一門彰子 明日あるをふといぶかりて秋桜(明日は必ず訪れるものを […]
金平糖噛めば銀河の音のして(金平糖を噛む音は銀河の瞬きに似ているような) 富澤秀雄 片言の俳句と言えど林檎真っ赤(俳句は十七音故のもどかしさを林檎の赤に喩) 一門彰子 明日あるをふといぶかりて秋桜(明日は必ず訪れるものを […]
楽艸句会の忘年会が12月17日の楽艸句会の後、ホテル阪急インターナショナル2階の 中華料理店「春蘭門」で、全員(11名)参加で恒例の忘年会を行った。 それぞれ好みの飲物を取って、一年の健康を祝って乾杯をして開催された。料
令和6年11月22日に開催された茨木市俳人協会主催の第11回秋の大会にて 図らずも茨木市長賞と朝妻力氏と谷ゆう子氏の選者特選賞も併せて受賞した。 受賞句 朝露のこぼれて町の動き出す 富澤秀雄
仏前のあらぬほう向く扇風機(扇風機に仏心はなく勝手気ままに) 富澤秀雄 林檎むく他言無用のしずかな刃(刃物を前に他言無用と言われれば抗えず) 一門彰子 筆跡で浮かぶあの顔秋深む(人それぞれの書き癖があり、それとわかる関係