今週の10句(1月第三週)
終戦日口にざらつくかりん糖(戦争の嫌な思い出はいつまでもざらつく) 富澤秀雄 ゆめたがえかんのんさまや秋蛍(夢違観音は悪夢を善夢に変えるとか…) 一門彰子 庭手入れおえた夜も聞く虫の声(庭の手入れの後の虫の音は一際美しい […]
終戦日口にざらつくかりん糖(戦争の嫌な思い出はいつまでもざらつく) 富澤秀雄 ゆめたがえかんのんさまや秋蛍(夢違観音は悪夢を善夢に変えるとか…) 一門彰子 庭手入れおえた夜も聞く虫の声(庭の手入れの後の虫の音は一際美しい […]
令和7年1月14日に、卯月句会の初句会を西田邸で行った。 当日の兼題は「架空の生き物」だったので、ETや火星人やユニコーン、ネッシーなど 幻想的な生き物の他、顔無しや一反木綿やスパイダーマンなどアニメのキャラクターもあっ
花すすき風の呆けるデンデラ野(デンデラ野は遠野の姥捨の地。すすきも呆けるよな) 富澤秀雄 黙読の耳やわらかく草雲雀(黙して書に耽る折は耳をやわらかくして虫の音を) 一門彰子 青葉木菟と目の合ってより不眠症(梟とは目を合わ