月の森俳句会

俳句9月号

俳句9月号の「俳人スポットライト」のコーナーに、以下の7句が掲載された。
このコーナーに於いて、「月の森」が会員中心に運営され、「創る」「書く」「語る」の場において
共同の力を生み出している事もPRした。
<掲載句>
私がわたくし想う水中花
花火師の闇へぬぬと点火の手
角立てて宇宙と交信かたつむり
魂はこんな色かも月見草
ふんわりと蛍の闇に足入れて
夜更かしの金魚に眠い硝子窓
解脱した僧の貌して蟾蜍

11月号で澤の同人の相子知恵さんから「夜更かしの金魚に眠い硝子窓」の句に対して
金魚と水槽の硝子と自分が見詰めている硝子窓が二重写しになって、視点が曖昧に
なるような不思議な面白さがある句です。 と評価して頂いた。