月の森俳句会

つくしんぼ

童謡「草の子」の一節に、つくし誰の子スギナの子♪と歌われているので、土筆が大きくなると杉菜になるものだと、長い間思い込んでいた。
しかし、地下茎から地上へ出る胞子茎と栄養茎に分かれ、栄養茎をスギナ、春(3 – 4月)に出現する胞子茎をツクシ(土筆)と呼び、決して
土筆は杉菜の子ではなかったのだ。
童謡もほんとは、つくしはスギナ子ではありません♪ と歌うのが正しいのだが、やっぱり夢がありませんよね。

ぽかぽかと暖かい日に♪つくしの坊やが芽を出した♪
つくし誰の子スギナの子♪土手の土 そっと上げて♪
つくしの坊やが 覗いたら♪外は そよそよ 春の風♪