月の森俳句会

今週の十句(十月第一週)

皮脱いで筍光の棒になる
富澤秀雄

身をすすぎつつ河骨は花一つ
一門彰子

飛行機雲が分ける藩領椎の花
橋本昭一

大阪の蝉とっぷりと関西弁
西原千津子

待ちながら 夏 花言葉濡らさずに
山口砂代里

ゆっくりと父想う日の茗荷汁
岸上紀子

量れますか命の重さ沙羅の花
岡谷康子

半夏生うしろから声かけられる
田辺三耶子

城壁の一つは暮石晩夏光
森川明美

アクリル板越しの恋人かき氷
山﨑よしひろ